鹿児島の冬を元気に!温泉と食事で気をつけるべき「心臓への負担」とは?

はやかわ循環器内科クリニック院長の早川です。

皆様、お正月はどのように過ごされましたか?
神社へ初詣に行かれた方、錦江湾や桜島に昇る美しい初日の出を拝まれた方も多いことでしょう。
2026年という新しい年が、皆様にとって健やかな一年となるよう、心臓と血管の専門医としてこの時期気をつけたい健康の話題をお伝えします。


1. 温泉王国・鹿児島ならではの「ヒートショック」対策

鹿児島は全国有数の温泉地であり、日常的に銭湯(温泉)を利用される文化があります。寒い日に熱い湯船に浸かるのは至福の時間ですが、この時期に急増するのがヒートショックです。

特に「自宅の寒い脱衣所」から「熱いお風呂」へ入る時や、露天風呂への移動時には、血圧が急激に変動します。

  • 「かけ湯」を徹底する: 足元から少しずつ体を慣らしましょう。
  • 温度差を減らす: 脱衣所をあらかじめ暖めておくことが、心臓を守る第一歩です。
  • 入浴前後の水分補給: 鹿児島の冬は意外と乾燥します。ドロドロ血液を防ぐために、コップ一杯の水を忘れずに。

2. 「鹿児島の味」を楽しみながら血圧も守る

鹿児島のお正月、食卓にはおばあちゃんが作ってくれたにしめなど美味しい料理が食卓に並ぶと思います。
しかし、鹿児島の食文化は全国的にも「甘くて濃い(塩分が高い)」傾向にあります。

正月明けは、お餅の食べ過ぎによる血糖値の上昇や、塩分の摂り過ぎによる血圧上昇が目立つ時期です。

  • 野菜から食べる(ベジファースト): 野菜を先に食べることで、糖の吸収を穏やかにします。
  • 出汁(だし)を効かせる: 塩分を減らす代わりに、鰹節などの旨味を活用して、心臓に優しい食生活をリセットしましょう。

3. 「冬の咳」にご注意を

乾燥した空気の中で灰を吸い込むと、気管支を痛めるだけでなく、心臓に持病がある方にとっては息苦しさや心不全の悪化を招く要因にもなります。

「少し歩くと息が切れる」「夜に咳が出る」といった症状は、単なる風邪ではなく、心臓からのサインである可能性があります。2026年も、無理をせず早めの受診を心がけてください。


地域に根ざした「親切・丁寧なドクター」として

「こんな些細なことで相談してもいいのかな?」と思うようなことでも、どうぞ遠慮なくお話しください。鹿児島市の皆様が、この一年を笑顔で過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。

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