2026年の「5月病」は心臓にも負担?GW明けの動悸やだるさの正体

みなさん、こんにちは。はやかわ循環器内科クリニック院長の早川です。

2026年のゴールデンウィークを迎えました。今年のカレンダーは、平日のお休みをうまく活用すると長めの連休にしやすい配列となっています。旅行や帰省でリフレッシュされる方も多いのではないでしょうか。

しかし、連休を満喫した後に気をつけたいのが、いわゆる「5月病」です。 実は、2026年の5月病は少し手強いかもしれません。今回は、循環器内科医の視点から「5月病に隠れた体への負担」についてお話しします。

■ 2026年の「5月病」が手強い理由

5月病は、新しい環境へのストレスや連休中の生活リズムの乱れが原因で、心身にだるさや不調が現れる状態を指します。 それに加えて、今年の鹿児島は春先から夏のような暑さになる日があるかと思えば、急に冷え込んだりと、気象の変動が非常に激しい傾向にあります。

「長めの連休による生活リズムの乱れ」と「極端な寒暖差や気圧変動」。 この2つが重なる2026年の5月は、私たちの体を調整してくれている「自律神経」にとって過酷な環境と言えます。

■ 「だるい」だけじゃない?心臓や血管への影響

5月病というと「やる気が出ない」「気分が落ち込む」といったメンタル面ばかりが注目されがちですが、自律神経の乱れは確実に「体」にも影響を及ぼします。

自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過剰に働いてしまうと、血管がキュッと収縮します。すると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 何となく胸がドキドキする(動悸)
  • 息切れがする
  • 普段安定している血圧が急に高くなる

「仕事に行きたくないストレスで胸がドキドキするのかな……」と精神的なものだと我慢してしまう方がいらっしゃいますが、実は血圧の乱高下や不整脈など、心臓や血管からのSOSであるケースも少なくありません。

■ 連休後半から始める「心と血管の準備体操」

GW明けの体調不良を防ぐために、連休の後半からは以下のことを心がけてみてください。

  1. 連休の残り2日は「普段の起床時間」に戻す 自律神経のリズムを整えるため、お休みの最後は「いつもの朝」と同じ時間に起きましょう。
  2. 朝の光を浴びて朝食をとる 太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされます。
  3. 家庭血圧をチェックする 朝晩の血圧測定を習慣づけ、「気分の落ち込み」だけでなく「数値の変化」にも気を配りましょう。

■ 「心の疲れ?体の疲れ?」迷ったらご相談を

「このだるさや動悸が、ただの5月病なのか、それとも心臓の不調なのか分からない」と不安に思うことはありませんか? そんな時は、決してご自身で判断して無理をせず、医療機関にご相談ください。

当クリニックでは、患者様のお話にしっかりと耳を傾け、心臓や血管に異常が隠れていないかを丁寧に診察いたします。 鹿児島の皆様が、爽やかな5月を元気に過ごせるようサポートしてまいります。少しでも気になる症状があれば、当院へお気軽にお越しください。

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